嬉しい届き物

素敵なカード。

小包が届いた、とのメールを大学のポストルームから受信したので、イタリア語の授業が終わってから取りに行きました。自分で荷造りをして送って、中に何が入っているか知っていても荷物が届くのって嬉しいのに、心当たりが無い小包はなんだかすごくドキドキする。


一度、同じように小包が届いた時があった。ドキドキしながら受け取りに行くと、それはヴァージンアトランティックから送られてきたマイレージカード 笑。たかがカードなのに、さすがヴァージン、しっかりした包装で送られてきました。アマゾンで本を買ったことがある人ならわかると思うけれど、あんな感じの包装。たかが、プラスチックのカードで、よ!さすがにちょっとがっくりきたっけ〜。箱が大きいからさ、何かプレゼントでもはいってるのかな☆って思ったし。当たり前ですが、そんなことなかったけどね…。


でも、今日は荷物を受け取って差出人を見たときから、心がふわふわしてどうしようもなくなる程嬉しい気持ちになれちゃったのです。早く包みを開きたくって、ポストルームから寮までの道がすごく長くって、踊りたい気分を抑えながら小走りでお部屋に戻りました。カッターナイフでテープを丁寧に切って、箱を開けてまず目に入ってきたのは、それをみれば一番にその人を思い出せるような、ちょっと微笑んでしまう素敵な物が入ってた。


その人とは、冬に帰った時に今回頂いた物についてお話していたから、余計嬉しかったよ。もう一つは、「pinouraに似合うと思って」、って入れてくれたもの。これも、すっごく嬉しい。「その物自体が可愛いから」ではなくって、似合いそうだと思ってくれたことが嬉しいよね。最後に、カード。メールも嬉しいけれど、こうして手元に残るカードっていうのは暖かいな、と思うのです。メールと違って直接書かれた文字を見るのも、いいなぁ。何度も読み返しちゃった。


普段忙しくしている人で、そんな中いろいろと揃えて、カードを買って郵便局まで送りにいってくれたのだと思うと、なんだか申し訳ないけれど、自分が物を送るときに感じる嬉しさを相手も感じてくれているのなら、と素直に喜ぶことにしました。本当に、ありがとう。


普段私はイギリスにいて、たまに帰ったときに忙しい中会ってくれる優しい人たちに小さなことででもお返しをしたい。それは一通のメールでも、一つの言葉でも、写真でも、手紙でもできることなのよね。私はそれをすることによって嬉しくなるし、相手がほんのちょっとでも嬉しくなってくれるといいな、明日のお仕事への元気の小さい源になればいいな、と思います。だから、私には気を使う必要はないから、たまにはまた何か送らせてね : )