核拡散防止条約の落とし穴
省略すれば、そんな感じのエッセイを書いております。長く書けば、核拡散防止条約はどのように、そして何故核兵器技術の流布を防ぐには不適切か。といった感じです。(How and Why is the Nuclear Non-Proliferation Treaty so inadequate for preventing the spread of nuclear weapon technology?)
勉強するにあたり、数冊の本を図書館から見繕って借り、自前の本もひっぱりだして使っています。
その中の一冊、大学2年目で専門強化が本格的に始まった際に、高校留学期間のお友達が数冊送ってくれた、お下がりの一つ。友人といっても年上なので先輩になるのだけれどね。
安全保障論というその本、今回のエッセイに大活躍をしてくれています。今までも何度か参考にしてきたエッセイや授業内容はあったのですが、今年、安全保障学(International Security Studiesなんですが)が始まってから、出番が増えました。
エッセイの合間に、今回参考にしている部分以外のところもちらちら読んでみる。私は国際関係学を勉強していますが、大学の土地柄で日本やアジアの防衛戦略はあまりでてきません。まぁ今は中東情勢が多いんだけれどね。
普段は目を通さない日本やアジアの防衛戦略を解説した部分、お友達が過去に引いたラインやハイライトに目が行きます。私も、今度は違う部分に新しいラインを引く。
過去にこの本で勉強していたんだな〜、と、その足跡を見つける度になんだか力が湧いてくる気がします。あたしも、しっかり勉強しよう!って。
昨日その本を見たプレジに「年季の入った本だね」と言われました。発行された年は2000年なので、そんなにお年寄りの本ではないんですけれど。
やっぱり、オリジナル持ち主が使い込んだ努力の証かなー。あと3ヶ月使い込んだら倍くらい年季が入って見えるかしら、と、思いながら、またページを開いてさっさかとエッセイを書くことにしましょう。