ニューマーケット競馬場

pinoura2006-04-19

さて、父の希望通りイギリスの競馬場へ行くことに。昨晩は今日の朝食用にいろいろとお料理をしていたせいで遅い就寝時間だったのにも関わらず、起床は6時半です。昨日相当疲れていたんですけど…


さ、ご飯を食べ、競馬場の前にまずはタウンに。昨日行ったデパートで母が素敵なバックを見つけたのだけれど、閉店時間になっていた為買えずに断念。朝9時にオープンとのことで開店と同時に行ってきました。


斜めがけできるピンクと茶色の蛇皮。コレが、すっごい可愛い。(私と母の)共用財産にしよう、と話し合いながら父に買ってもらいました。£99(約20000円)、ありがとーお父さん!


さて、競馬場です。コルチェスターから約1時間20分。乗り換え一回で行けましたよ。子供の頃新潟の競馬場に連れて行かれ、子供なのですることがまったく無く暇で暇で仕方が無かった覚えしかない競馬、今回は大人なので賭けることもできます。ちょっとは面白いと感じるのかしら。


入場には二つのランクがありました。せっかくだから高い方をチョイス、すると高い方を購入した人だけ入れるレストラン、テレビのあるお部屋(紅茶サービス)、ラウンジ、バーなどがありました。馬券を買うところも空いていていっぱいあるし、自分の座っている席まで来て売ってくれるんです。


父は一生懸命パドックで出走前の馬を見ています。ちゃんと双眼鏡まで持参し(しかもスワロフスキーの物だった。いつ買ったんだか)ぶつぶつとつぶやいてます。


「あの馬は機嫌が悪いな…あの馬は重そうだな…あの馬は…あの…馬…」


1レース目。賭けずに様子見。父の予想は1−6となっておりました。


結果、一着1番。二着忘れた。おほ、当たってるよ。


2レース目。賭けます。8−10に4ポンド。イギリスの競馬の場合、日本とは違ってちゃんと一着二着を順番に当てて賭けないといけません。日本だったら逆でもOKでしょ。


結果、一着8番二着10番。おおお、また当たったよ!配当は6倍程でしたので、£24になって返ってきました。


その後、3、4、5レースと馬単で着実に勝ちながら、馬連だの3連単(?)だので遊びながら楽しんでいたよう。何気にほとんど当てていたので、うちの父は馬を見る目があるようです。まぁ馬持っている位ですからね、じゃなきゃあイギリスまで来て競馬場に行きたいなんて言わないか…。あたしの学費も今の馬が結構稼いでくれたとか言ってました。そう考えると馬のありがたみがわかってきたかなー


イギリスの競馬新聞も購入しましたが、日本の物と違って情報は少ないです。以前のレース時の体重がいくらで、何メートルのレースで何位で騎手が誰で何処の競馬場で…なんて、まったく書いてません。日本はすごいなぁ。


パドックも、馬の番号順に歩くということはありません。3-2-7-10-9...といった感じに、適当に入って適当に歩いている。パドックの前のプレパドックも3レースの馬と5レースの馬が一緒に歩いていたりしているし…イギリスだなぁ。


競馬場は紳士のスポーツとうことで父はスーツ&タイ、母も私もオシャレして行きました。高いランクの入場券を購入したこともあって、そのエリアのサービスもさすが、素晴らしかった。建物の3階でレストランの場所を聞いたら、わざわざエレベーターに一緒に乗って一階に行き、屋外に入り口のあるレストランまで案内してくれましたし。


最初にどこに行けばいいかわからずに質問した男性スタッフは、その後あたしが通るたびにドアを開けてくれたり、声をかけてくれたり。


エレベーターのボタンも必ずホールに立っているスタッフが押してくれるし、その他色々な場所で素晴らしいサービスを受けることができました。これもイギリスらしからぬサービスって感じがしましたね。いや、本来の姿…?やっぱり上流階級エリアだったからだろうなー


そうそう、私ですが、父を真似して買った馬券(£2)が£7になって返ってきましたよ。他2つは負けたましたが(£2X2)、一応勝って帰ってきました、ははは。


競馬って忙しいのね。レースは30分毎。その間にパドックを見て馬を決めて、馬券を買わなくてはいけない。馬券を買うのはあたしの役目なので(競馬用語、しかも英語。調べてきましたが)非常に忙しかった!


まあ、親はとっても楽しんでいたのでよかったです。もう二度と来ることもないだろうけれどね。ロンドン行きの帰りの電車では、過去に日本で起きた面白い競馬のお話やルールの話などに華を咲かせ、なんだか親子の関係(?)が深まった気がします。絆って程じゃあないしな…


今日の写真:
そりすべりの為、ゴンドラに乗って一枚。あたしとロレッタ。ロレッタはあたしが男だったら猛アタックしていたと思う程、チャーミングでつぼにはまりました。やー、彼女にしたいですよ…なーんて。