フィギュアのお話again

pinoura2006-05-16

5月10日の日記で、Tovil & Deanの伝説のボレロの演技のことを書きました。1984年の、オリンピックの映像。


ジャッジ全員が6点満点をつけての金メダルだったわけですが、これ以降ボレロを滑るのには二の足を踏むスケーターが多いのです。まぁ、そりゃあそうだわなー。誰かが滑るたびに、「Tovil & Dean」の名前を出さない解説者はいませんからねぇ。


半端なレベルのスケーターだと使えない曲となってしまいました。有名どころだと、ミシェル・クワンが2005年に、プルシェンコが2001年に使っている模様。


高校生の頃の購入したフィギュアスケートの本に、そういえばこのボレロについてが書いてあったのを思い出しました。


フリープログラムの長さは約4分。ちゃんと時間が決めてあり、これ以上短くても長くてもダメな長さがあります。プログラムを作るにあたって、この二人は「これ以上短くしたらボレロにはならない」位までスケート用に曲を縮めたのだけれど、どうしてもあと数秒(銃数秒?)必要だったんだとか。でも、これを入れてしまうと反則で失格になってしまう。


で、二人はフィギュアスケートのルールブックを一から見直したんです。すると、演技の開始は「スケート靴が氷の上に立って滑り出した時」とみなされることを発見したんですね。つまり、スケート靴が氷の上についてなければいいんですよ、数秒長くても!


と、いうわけで彼らの演技の始めは膝立ちで二人で円を描くように上半身をターンするところから始まるわけです。その後ルールは改定されたそうですが。


で、ボレロって大好きな音楽なんですけれど、高校の時ガーラ湯沢にボードに行ったら、朝一番位の時間にボレロ流れているんですよースキー場で!初めて、ボレロを流すスキー場に出会いました。


ほら。。なんていうのかな、こう、優雅にボードっての?タッタララ〜〜〜って、ボード。


今でもやっているのかなー。やっていて欲しい。あのスキー場ってDJいるのよね。変なDJだったことも記憶してます。いや、ボレロは好きよ。


今日の写真:
2002年9月。左は台湾人のユナ。可愛かったんですよこの子。右はあたしだよー