たみちゃんの結婚式

pinoura2006-11-22

いい夫婦の日のこの日、私の大事な大事なお友達のたみちゃんの結婚式が行われました。


たみちゃんは、高校3年生の時の同級生。私はたみちゃんと同じクラスにたったの3ヶ月半しかいませんでした。


たった3ヶ月半の間に、たみちゃんとのとっても濃い思い出が詰まっています。


球技大会のドッチボールの為に毎日一緒に朝練習をしたこと


お昼ごはんを一緒に食べていたこと


朝、彼女が自転車の後ろに乗って私をニコニコ笑顔で越していくこと


政治経済の時間に前の席に座っていた彼女はいつもあたしの方を向いて授業を聞かずにいたこと


ボロボロの髪なのにまたストレートパーマをかけてチリチリになって泣きそうになっていたこと


もう、6年も前の話なのに、昨日の事の様に思い出せます。


たった3ヶ月半の付き合いだったのに、もっともっと長い時間一緒にいた気がする、そんな気にさせるたみちゃん。そんなたみちゃんが、結婚して、今日めでたく式をあげるというので、1も2もなく、式に行ってきました。


みんながニコニコしてしまう、そんな幸せな空気の中にいられて、本当に幸せだった。幸せをわけてもらうというのはこういう事だね、と式の後に参列者のみんなで行ったファミレスで言っていました。


実は、私にとってのメインは、式の後の二次会。披露宴がなかったので、当初から友人のみのアットホームな飲み会な感じの二次会をたみちゃんは企画していたんです。でも、新婦が二次会の幹事なんて、おかしいよね。


と、いうわけで、私とトム(たみちゃんの幼馴染であたしの友達)と、だんなさん側から一人借りてきて(笑)幹事をすることになっていたのです。


大好きなたみちゃんと、その優しい優しい旦那さんを嬉しいサプライズで包んであげたいなぁ、という思いと、たみちゃんの「みんなが楽しめる、お話のできるパーティがいいな」という要望をメインに、毎晩準備をしていました。


結果的には、大成功。後にたみちゃんが言ってくれたのが


「みんな、本当に来てよかったって言っていたよ。あんなに楽しい二次会は初めてだって」


と、いうこと。あたしも、すごくすごく楽しかった。正直、楽しかったのは覚えているけれど二次会自体人生で2度目で、幹事なんて初めてで、緊張しすぎていて、お酒も飲んで、一体どんな風に司会をして進めていったのかもあまり覚えていない。


それでも、覚えているのは一つ一つのイベントが無事に終わったこと。


みんながお話をしやすいように全員の名札を作って着けてもらって、


手作りの新郎新婦のお面を全員にかぶせて、こんなサプライズの新郎新婦の入場から始まって、


芸大の大学院の作曲科で勉強している友人のピアノ演奏のプレゼントのサプライズをして、


ビンゴゲームでのリーチの合図は「リーチ!」ではなく、「結婚おめでとう!」という掛け声。景品では出席者を笑わせて(オシャレな折りたたみクッションの中にゆうこりんのDVDを入れておくとか)


全員が100円を握り締めてジェンカの曲にあわせてじゃんけんをし、買った方が相手の100円を回収していくゲームをし、最後の勝者が3000円分を勝ち取ったかと思わせると


すぐに罰ゲームで、その3000円で新郎新婦の2人にプレゼントをすべく向いのドンキに買い物に行ってください、と驚かせてみんなを笑わせて


ハートのウエディングケーキに入刀の後は、新婦から新郎へのファーストバイト。新郎が新婦に普通に食べさせた後は、新婦にこっそり渡しておいた大きな大きなスプーンで新郎に食べさせて顔にクリームべったりでここでも皆の笑顔があふれて


花束と、笑いの起きた母からの手紙と、涙をさそった幼馴染からの手紙、そして新郎新婦からの挨拶で無事に幕を閉じました。


正直たった1週間の準備期間(しかも仕事の後…)で手がまわらない部分もあったけれど、本当に幹事をやってよかったし、こんなにこんなに楽しい二次会になって、嬉しかった。


大好きなたみちゃん夫妻と、そのお友達が喜んでくれて、よかったなぁ。


たみちゃん、だんなさん、幸せな時間をありがとう。これからもずっとニコニコ笑顔でいてください!