London−Praha

さてさて、今日はチェコに出発の日。お天気は、快晴。ロンドンまでは普段なら電車で一本なのに、今日、日曜日は例のごとく電車の整備かなんかで途中からバスに乗っていかなければならない、ちょっぴり面倒な旅の始まりとなりました。


さて、わたしは忘れっぽいのか、注意力散漫なのか、はたまた両方なのかもしれませんが、ああああ、馬鹿丸出しでまたやってしまいました…


荷物を電車の中に置き忘れる。


え?「また」って??


ええ、実は二回目なのです。一度目はイギリス生活二年目突入のその日、ロンドンヒースロー空港からロンドン中心部に向かう地下鉄の車内に、


パソコン
パスポート
T/C (ユーロ)
日本円
大学の書類


を入れた鞄を忘れるという!大失態。あたりまえですが、出てきません…トホホ。まぁすぐにT/Cは再発行してもらったし、パスポートも大使館で再発行してもらって予定を一日ずらしただけでドイツ・イタリア旅行にも行けたし、運良くその日開始の旅行保険にも入っていたので実質の被害はゼロなのですが。


はい、馬鹿を告白したところで続きへ。


ビクトリア駅からガトウィック直通の「ガトウィックエクスプレス」を降りて空港内を歩いている途中、何か足りないのに気づいて一瞬青くなる私、が、青くなってパニックになっている暇などないので、全速力で電車に戻る!走る!


空港のエスカレータを降りるとすぐにホームで、運良くまだそこには電車がいたの…。飛び込んだ車両はこれまた運良く私が乗っていた車両で、これまた運良く誰にも取られずに鞄は棚に乗ってました…


座っていたシートにはイギリス人の家族連れが座っており、あたしが息を切らしながら
「鞄忘れちゃったの…」
と言うと、彼らは
「Oh〜、君はラッキーだね!」
とびっくりしながらも笑ってました。はぁ、疲れた…


と、なんとか(?)鞄を手にし、気づいたのはのどの痛み。ええ、めっちゃくちゃ痛いんです。のどが弱いことは自覚していたけれど、たったの5分走っただけでのどに亀裂が、またはのどの右内側をナイフでたてに切られたような痛み。痛くて呼吸ができないよ〜。喋れないし咳もでる。何か飲んでもダメ、ってなわけで散々な旅の始まりです。や、さすがにこれで学べたでしょう、自分、荷物から手を離すな、と。


飛行機は30分ほど遅れて出発、プラハに着いたのは午後10時位。空港では知り合いが待っていてくれて、ミニバンで市内まで移動です。宿はプラハ市内、中心街のど真中のアパートホテル。知り合いが予約してくれていて、めちゃくちゃ便利だし綺麗だし快適で、朝食はビユッフェだった!


でもね、その宿の周りにあるのはストリップクラブ?っていうの?そんなのとか、露出度の高いお姉ちゃんがポールに巻きつきながら踊る所なんかが集まってるのね。(ガラス張りのお店で、ガラスのすぐ隣でおねえちゃんが踊っているのでいやでも目に入るのだ)キャバレークラブ、との総称でした。さて、到着時間が遅かったので夕飯は(あたしは行きたくなかったけれど)マクドナルド。イギリスにないメニューもあり、そして、安い。セットは103クローナ(約463円。1クローナ=4.5円で計算)でポテトとドリンクは日本よりもサイズは大きく、しかも、その3点セットに加えてボトルのお水がつくのです!


水。すごいぜチェコ…。(何故か)喜び勇んでふたを開けたら、


「プシュウ〜〜〜」


…スパークリングウォーターなんか、いらない……


そんな一日目でした。