Praha

一枚10クローナ(45円)。今考えると高

さて、プラハ観光一日目。お天気よし、準備よし、美味しい朝食もしっかり食べて、まずは旧市街を散策。どこぞの何さんとやらが作った時計がすごい綺麗。や教会、マーケットなどぷらぷら観ているとお腹もすくってもんですね、そこらへんの屋台でチェコ名物のウエハース(ゴーフルみたいでしたけど)を買って食べる。が、甘い甘い甘い。プラハに多いイギリス人観光客向けの味なのかしら…


さて、注目のカレル橋へ。


カレル橋はモルダウ川にかかる美しい橋で、映画Mission Impossibleでも登場します。プラハ名物だけあって、観光客も商売人も多い多い。その割に、橋の入り口にある塔に上る人はあまりおらず、私が登ったときも頂上には誰もいませんでした。そこからの眺めは確かに綺麗だったけれど、窓が小さすぎてあまりよくみれないのよね。ちなみに、階段しかありません。


登るといえば、二年前にスペインに行ったとき、天才ガウディのサグラダファミリアのエレベーターは故障中で、ひいこら言いながら階段で登り降りしましたっけ。登りはももが痛くなり、降りはひざががくがく+ぐるぐるの螺旋階段のせいで目が回る。でも、カレル橋の塔の方がサグラダファミリアより登るの、きつかった!


カレル橋を渡るとまたしばらく観光客が大勢いる小道になるのですが、そこで美味しいジェラート屋さん発見!イタリア人経営でしょうか、大手チェーンWallsなどの美味しくないジェラートと違って、手作りの味がするお店。こーゆーお店を見つけると本当に嬉しくなっちゃうなぁ。


さて、お昼は観光地の中でも安価でしかもチェコ料理をだしている店を発見!89クローナ(約400円)でチェコ名物クネドリーキ(ぷつぷつ穴があいているパンみたいなの。料理のソースをたっぷりつけて食べるのが美味しい)とローストポークザウアークラウトという伝統的チェコ料理をチョイス。クネドリーキはいろんな種類があるのだけれど、今回のはポテトのクネドリーキで黄色い、ちょっぴりもちもちしたものでした(これも後で写真アップします)。ドリンクは、チェコビール!名前忘れちゃったけれど、まぁそこそこ美味しかったかな。ザウアークラウトはドイツのものよりも甘く、しっかり完食しましたさー


チェコといえばボヘミアングラスが有名だけれど、やっぱり悲しきかな観光地。安っぽいのが大半で、全然かわいくないのだ…。さすがに高級店に行くと素敵なカットグラスがあったりするけれど、観光客向けのお店はやる気なくすほどダメダメでした(買う気もなかったけれどね)。


午後はお城を見にトラムにごとごと揺られてみる。トラムってなんだか好きだなぁ、地下鉄の味気無さやバスのダサさを持っていない、なんだかよくわからないけれど魅力を感じます。お城の隣の教会のステンドグラスは、今までに見たいろいろなステンドグラスの中で一番素敵だと思えるものでした。あのステンドグラス、できることならばもって帰りたかった(笑)お城の外観も、時代を感じさせる色と形がとっても素敵!


さすがに民主化されて10数年も経っている為、社会主義時代の影を感じることはほとんどありませんでした。人々は明るいし、サービスだってイギリスなんかよりもずっといいと思う。ガイドブックに書いてあるよりも安全な印象を受けたし、新しい建物もデザインが凝っていたりやっぱりイギリスよりも雰囲気がいいと思ったのですが、それは民主化されてから作られていった部分のチェコだからなのかな、とも思いました。本当言うと、もっと社会主義の影をみたかったのだけれどね。


夕飯は時間が遅くなってしまって、レストランを探すも閉店間際だったりドリンクだけだったり。みつけたイタリア料理屋に仕方なしに入ったのだけれど、オーダーしたスパゲッティ(90クローナ、約405円)はまったくの選択ミスだった。なぜかってね。。。


スパゲッティなのにモチモチしてる…


や、アルデンテで弾力があるのと違うんですぅ!なんか、イギリスによくある、ゆですぎたぶよぶよスパゲッティなんだけれどそれにモチモチを加えた感じ。はっきりいって、美味しくない…


ソースは、いいのよ!黒トマトとイカのソースは、美味しかった!が、いかんせんスパが…


他の人々が注文していた(全部で5人いました)ピザは、ちょっともらったけれど美味しかったのに…。ああ、ここはイタリア料理屋はイタリア料理屋でも、確かにピッツェリアと書いてありましたね。(溜息)もしこの先チェコでイタ飯を食べることになっても、スパの注文は止めようと心に誓いました。


 
左:共産主義博物館の看板。牙をみせているマトリョーシカが何かを物語ってますな
右:塔の上から。視界が開けてないのよー。でも、綺麗なプラハが見渡せました。


そんなこんなで2日目終了。