で、トルコ料理とワイン2本

いろいろと。

普段お世話になっている交換留学団体PIEEの先輩が休暇を使ってイギリスに遊びにくるとの連絡を頂いたので、さっそくロンドンに行ってきました。


授業が終わって、軽く昼食を食べたらバスに乗って駅で。案の定電車は定刻どおりには動いておらず、遅れてましたけれどまぁね、これも慣れたもんで、ノンビリ待ってみます。


その後ロンドンに到着、旅行会社で冬の帰国時の航空券を受け取って、待ち合わせのピカデリーサーカスへ。サーカス、と言ってもピエロがいるサーカスではなく、「円形」という意味を持つサーカスです。


今回お会いする先輩には去年の冬に日本の某地でお会いして、その場所の案内をして頂きました。本来は観光を目的とする場所ではないのですが見学コースもちゃんとあるようで、いろんな質問にも答えてくださって、とってもためになった覚えがあります。純粋に面白かったし。


そのお礼にもなりませんが、この日は軽くロンドン案内。ピカデリーから宮殿前の道に抜け、トラファルガースクエアに向かい近くのパブで一杯。その後テムズ川の方向へ行き、夜のビックベンを見るためにウエストミンスター方面に歩きます。


大体、知り合いや友人がイギリスに来る時には、夜のビックベンに一緒に行きます。昼間のビックベン、特に空がめずらしく晴れていたりするととても綺麗なんですが、夜のあのライトアップされたビックベンと国会議事堂(そう、ビックベンの建物って国会議事堂なんですよー)は昼間よりも何倍も綺麗だと思う。


橋の真ん中くらいまで歩いて、振り返ったときに近くに聳え立つビックベン。本当に本当に綺麗です。


議事堂入り口の前の広場には、多くのプラカードが立っています(写真)。これはイラク攻撃の一年ほど前からあるのですが、やはりまだありました。一時期よりは数が減っていましたが。


で、初めてじっくり見てみたんです。開戦当時は「don't attack Iraq!!」が決まり文句になっていて、その様な看板が多かったのですが、今は結構イラクに直接は関係の無いこともいっぱいありましたね。年金問題や、ユダヤ人差別問題など(イラク攻撃とアメリカのユダヤ優遇って結構繋がって見られることが多いので、これにはちょっとびっくりした)。


で、昨日も結構寒かった。大分歩いたし、そろそろ(あたたかい所で)ご飯にしましょう〜と、予約しておいたトルコレストランに向かいます。


場所は、Angelという所。地下鉄northern lineにあるのですが、雑貨屋さんが多く、食べる場所も多く、なかなか素敵な場所なんですよ。水・土にはマーケットも開かれます。


行ったレストランは、Gallipoliというトルコ料理のお店。天井にはトルコランプがいっぱい吊るされていて、照明もダークで中々素敵!そんでもって、すごい混んでました。実はこのレストランに中々たどり着けず、30分位うろうろとさまようミスを犯してしまったのです…。先輩を引き連れて… orz ごめんなさい!


で、今日のオーダー!

お通し


前菜

  • ハモス(ヒヨコ豆のペースト)
  • ヨーグルトときゅうりのサラダ
  • トルコのスパイシーソーセージ
  • トルコパン(2バスケット)


メイン

  • ラム肉と野菜のトルコ風煮込み?サラダ、ライス、スパイシーソース添え


ドリンク

  • トルコ白ワインボトル2本


デザート

  • トルコの揚げた甘いお菓子


やー、お腹一杯になりました。メインを一品にしておいて本当によかった…。お料理はぜーんぶとっても美味しかった!イギリスなのに、美味しいお料理を食べられるのは本当に幸せです。


ハモスもなめらかで、以前他のアラブ料理レストランで食べた物よりもここのが美味しかったな。ヨーグルトのサラダもさわやか。そんで、ラム肉。本当にラム?!と思うほど臭みはまったく無かったし、めっちゃくちゃ柔らかくってお野菜も美味しくって、最高でした。


ただ、ワインを最初に一本頼んで、追加でもう一本オーダーして結局二人で一本づつ飲んだ計算になるので、結構飲んだってことですよね。シラフの方が料理の味の解析ができるのですが、それが目的じゃあないんで(苦笑)いいのです。本当に美味しかったし、楽しかったし、いろいろお話できてよかったな〜〜


しかも、全部ご馳走になってしまいました…。実は道中パブによってビールを一杯ずつ飲んでいたのですが、そこでもご馳走になってしまっていたのです。イギリスまで来ていただいて、それで全部ご馳走になってしまってなんだか申し訳ないなぁ、と思いつつお言葉に甘えさせてもらいました。


本当にご馳走さまでした!ありがとうございます。


PIEEの先輩ということで、OB会(アラムナイ)の過去の様子やお仕事のお話、お酒のお話や大学のお話など、本当にいろいろと教えてくださいました。改めて、PIEEという交換留学機関を使って高校留学をしてよかったな、って思いました。だって、こんなに場所も生活も年もバックグラウンドも離れている人たちが「交換留学」という共通項があるだけで、いろんなことを共有できるんですよ。もし私にアラムナイが無かったら、現在の人間関係ってもっと薄くって少ないものだったんだろうな、って恐くなる位、ね。


実は今回で会うのは2回目だったのですが、話題が尽きるどころかまだまだ話足りない位だったのです。でも結構いい時間になってしまったのでレストランにバイバイ。


で、Angelの駅でお別れ。もう時間は夜11時位でしょうか。私は地下鉄で一本でリバプールストリート駅に向かい、駅構内でカプチーノを買って電車に乗り込みます。コルチェスター行きの電車は夜12時半位まであるのですよー。


で、このカプチーノ。70p(140円)なのですが、イギリスに来た一年目にこのお店を利用して、それ以来私の中で「一番安くて一番美味しいカプチーノ」の不動の地位を確保しております。ちなみに、紅茶なら50p(100円)ですよー。物価の高いこのロンドンで、この値段はありえない…(ちなみにスタバは平均500円位します)


お家に着いたのは午前一時半。下の記事をちょこっと書いて、お休みなさい!


Fさん、本当に今日はありがとうございました。