流血騒ぎ

pinoura2005-11-20

今日、正午頃友人が新しく買ったはさみをパッケージからはなそうと、なぜかナイフを使ってプラスチックを切ろうとしていました。


叫び声。


洗面所方面に駆け込むので、見に行ったら、床に血痕(!)


うはー、親指の付け根から血がだらだらと流れておりました。こりゃあ、まずい。急いで消毒液を持ってきて、(スプレータイプなので)プッシュプッシュプッシュ!


しかし、意味があるのかないのかわからない(血でどんどん流れるから)。しかもかなり深く切ったようで、まぁ傷口が見えないほどなんですよー


とにかく、タオルを持ってきて傷口に当てて、腕を心臓より上に上げさせ、座らせる。うろうろ歩きたがるので、「歩くな!」と命令。


「頭がふらふらする」


と、どうやら貧血くさくなっているので、チョコレートと水を与える。回復。やー、やっぱ糖分ってすごいね。


その間、車を持っている友人に連絡、Accident & Emergencyで開いている病院まで連れて行ってもらう。本人、何故か親と電話。いやー、こんな時に離れて暮らしている親に電話しても、心配させるだけで向こうも何もできないから、するべきじゃないんですが…


まぁ、とりあえず待つこと20分くらいで、看護士さんに応急処置をしてもらえました。これって、すっごおおおおおおおおおおく珍しいんですよ、イギリスでは。20分ってすっごい早い!!!


ちょっと話がずれますが


「死にたくなかったらNHS(国民健康保険)の病院の救急には行くな」


と言われているこの英国、もし今これを読んでいる方がイギリスに来る予定があるのならば、しっかりと海外旅行保険に加入して、プライベート医療で開業している病院を調べておくことをお勧めします。NHSの場合、救急で行っても平日夜なんかは数時間待たされたりするらしいですよ。


で、その後また20分程待って、今度はお医者さんに縫合をしてもらいまーす♪その間私はイタリア語の予習。あんなあたふたした状況でしっかり教科書と辞書を鞄に入れていた自分がすごい。


結局、3針縫った模様。止血した際に見た傷口、そんなに長くは無かったけれど深くてしかもワイドっていうの?かなり広く傷口がぱっくり開いていたのでこりゃあ縫わなきゃ無理だろうな〜って思ったのです。


2日間は絶対に手を濡らさないように、そして金曜日に抜糸だって。それまで不便だけど我慢だね〜


今日の写真:
ボローニャ名物トルテローニの量り売り〜〜。美味しそう。何度、買おうと思ったことか!