Bologna-Verona
B&Bだったので、朝食を頂きに階下に行くと、
11.ヨーグルト、果物、パン、ヌテラの特大ボトル、ショコラ(液体チョコレート?どうやって頂けばいいのかわからなかった)、フルーツやマーブルケーキ
などが置いてあった。
「何が飲みたい?」
と聞かれたので、
「cafe con latte, per favore」、とイタリア語でお願いする。この女主人さん、まーったく英語が話せない。でもいっつもニコニコしながら話を聞いていて、ちょっと何考えているのかわかんなくって不気味でした(笑)
猫の隣で食事をして、終えて部屋に帰ろうとしたらその女主人さんが
「このマーブルケーキとお菓子、私が作ったの。よかったら持っていって頂戴」
と、全部包んで持たせてくれました。ボローニャ地方のお菓子なんだって〜。なんだか、とっても嬉しくなってしまいました。しつこいけれど、全部イタ語よ!理解できたのも嬉しかった。
さて、今日はロミオとジュリエットの舞台でもあるヴェローナに行くのだけれど、予定時刻は午後4時半。なので、もう一度町を探索。今日の目当ては、メルカート!
メルカートとは、市場のこと。大きな屋内市場があると歩き方に書いてあったので、早速行こう♪と宿を出たわけです。まずは宿の近くのジェラテリアに寄って食べ歩きしながら向かおう、と思ったのに、時刻は朝8時半!さすがに早すぎて開いてません。しょうがないので、ぷらぷら歩きながら市場へ。
が、見つからない。地図を見ながら歩いたのにも関わらず、全然見つからないの!しょうがないのでいろんな人に聞きながら(イタ語で!)歩いていったら、全然見当違いの場所にいた事が判明。でもその途中でスーパー見つけられたのでよかったのだけど!
さて、メルカート。心が躍りました。近郊のお野菜とチーズがたくさん!特に、フォルマジェリア(チーズ屋さん)はもう、大好きよ〜☆☆おおきなチーズがいっぱいありました。
↑右側に座っているおばあさんと比べると、大きさがよくわかるでしょう。パルメジャーノに見えるけれど、違うんだな。
さて、ぐるぐるメルカートを周って購入したのは、
- シチリアのプチトマト2房
- ブロッドオレンジ3つ(有名、イタリアの赤いオレンジ)
- 小さいサイズのモッツアレラ、おたま1杯分 1ユーロ
- 乾燥ポルチーニ(メルカートだからまだ優しい値段だったけど、コレ、高いんですよ)
- ドライトマト100グラム
で、メルカートを出て先ほど見つけたスーパーに行く途中に
12.トマトとモッツアレラ
を試してみよう!と思って、房から一粒トマトをとって、袋から一つモッツアレラをとって、一緒に口に入れて噛んでみると…
おいひいいいいぃいぃぃぃい〜〜〜〜〜〜!!!!!!
びっくりしました。まずねぇ、トマトが本当に美味しいのよ。トマト嫌いな子にあれ食べさせたら絶対トマト嫌い直るね。いや、治るよ。もう、ありゃあ治療だよ。美味しすぎ。
ボローニャのお天道様の下、茶色の紙袋に手を突っ込みトマトとチーズを歩きながら食べる日本人。唯でさえ日本人が少ないボローニャですが(一度も見てないなぁ)その上トマトとチーズじゃ、ちょっとおかしかったかもね。でもね〜、本当、一人でこんな美味しい思いしてるのが申し訳なかった位だわよ。
さて、スーパーマーケットはスーペルメルカート、Pam。ここでもやはり長居をしてしまいました。いろいろ悩んで購入したのは、
- リゾット・アッラ・ミラネーゼ(サフランなリゾット)
- アスパラガスのリゾット
- ポルチーニのリゾット
- えびのリゾット(これらは全部インスタントよ)
- リモンチェッロ(レモンのリキュール。シチリア名産です)
- グレープシードオイルの中にトリュフが入っているもの
- スパゲッティ
- リングイネ
- 星型パスタ(again)
本当はアマレットのリキュールも欲しかったの。だって、大きいサイズで9ユーロとかよ?!いくらイタリアのリキュールだからって、安くてびっくりなのです。でももう既にお酒3本も買ってしまったし、これ以上重くなると持ち運べないので断念。アマレット大好き〜
荷物を置こうと宿に戻る、が、インターホンを押しても応答なし…。仕方がないので荷物をもったまま、近所のジェラテリアへ
13.ストロベリーとなんだか忘れた味のジェラート
↑見えているもの全部パスタです ↑クリーム味が強すぎ。
結論、失敗。ジェラートしか売ってないジェラート専門店に選んで入ってるのに、はずれると寂しいもんです。
そして、気を取り直してお目当てのジェラテリアへ。一日目の一番最初のジェラテリアの本店です。この時点で時間は11時前。でも、まだお客さんは誰もいなくって、ゆっくりと選んで店員さんとも会話を楽しめたし、よかったなぁ。で、食べたのは
14.ストロベリー、オレンジ、バナナ、スイカ(一番上の写真)
うほ。スイカ!スイカって、水っぽい食べ物なのに、このジェラートはすっごい濃厚!スイカを何倍にも濃縮した美味しさです。美味しいジェラートって、素材そのものを食べるよりも素材の味がして、素材その物の何倍もの美味しさを引き出すのよね…(例・ローマで食べたイチジクのジェラート。ジェラート人生で一番美味しかった)
さてさて、それからまた町を歩き回り、昨日行ったお店でフィアットチョコレートのアソートを一袋買い(フィアットチョコって高いのだけれど、これはイースターのチョコレートの最終処分で安くなってた!)、サングラスを露天で買い、そしてふらっと入ったお惣菜屋さんで「ボローニャ風お惣菜」と名づけられた物を買う。グラム売りなのだけれど、一つ買ったら
4.13ユーロ!
高い…。ちょっぴりへこんだ。まぁ、しょうがないやね。ほいで、パルメジャーノを買いにフォルマジェリアへ。ここでもイタ語大活躍♪
で、またさっきのジェラテリアに戻りもう一度購入。今回は
15.チョコレートとレモンのジェラート。
チョコレートね、生チョコ食べてるみたいだったよ〜。濃厚で、美味しかったけれどレモンにはあわないな。組み合わせも大事。
さて、そろそろ3時だったので宿に戻り、購入した物でお昼ご飯を済ませるのだけれど、
16.ボローニャ風お惣菜、チーズとハムのパン、モッツアレラとトマト
↑つくづく、イタリア最高、と思う。 ↑トルテローニの量り売り。素敵。
このお惣菜、はい、美味しかったです。生ハムと、種類は特定できないけれどチーズと、なじみのない野菜が挟まっていて、濃厚で、ん〜、美味しい♪トマトとモッツアレラも美味しそうでしょ?パンも美味しかったけれど、ちょっとしょっぱかった。
で、食べた後はヴェローナに移動です。この時点で荷物が激重。へなちょこpinoura、自分で持ち上げられず宿で唯一英語の話せる息子くんにヘルプしてもらう。なさけな…
駅まで歩いて、さて電車の時間を見ようとしたら1時間先までないの…。昨日確認したときはあったはずなのに。謎。まぁヴェローナまでは約2時間、ローカル電車の旅で無事に着きました。
着くと、雨。傘持ってないし、荷物は重いし、ちょっと凹む。しかも駅前からバスに乗って途中で降りて宿(宗教団体経営の女性専用のユースみたいなの)を探すも、一向に見つからないの…。外が暗かったってのもあるのだけれどね。バーの人に聞き聞き、なんとか到着したら部屋にはもう既に他の人が。3人部屋で、2人はイタリア人のおばさん。これがまぁ、よくしゃべるんです。
あたしが理解していないのお構い無しに、マシンガントーク(笑)で、ベットメイクをしようとしたら横から手を出して全部やってくれちゃうし、りんごやクッキーのおすそ分けしてくれたり、ああ、なるほど。
コレがイタリアのマンマってやつね〜
(その結果、イタリアの男性はほぼ皆マザコンになるというイメージが私の中に勝手にあります。ごめんなさい)
と、勝手に納得させてもらいました。覚えてる限りの単語を使っての会話も、もちろん楽しかったのだけれど。早めの就寝の2人に合わせて私もベットに入る。この日は全然お腹空いていなかったので、そのまま寝ちゃいました。
さぁ、明日はヴェローナ市内観光と、最後の買い物よ!