なすとBSE

夕飯を何にしようか、とキッチンでまな板と包丁を前に考えていた。冷蔵庫を覗くと、大体の野菜と、卵が10個以上。ご飯も昨日4合炊いて一食分にして冷凍してあるので、じゃあ野菜丼にしよう!と思って調理を始めたのです。


まずはナス。ナス、美味しいよね。一昨日マーボ茄子を作った残りの半分を玉ねぎ、マッシュルームと一緒に卵でとじようと思ったのだけれど、ふと横を見るとふさふさのバジルがあるので5枚くらいちぎって入れることにする(他人のを盗んだわけでなく、あたしのですよ!)。冷蔵庫に残りの野菜を戻しに行くと、おや、この前プッタネスカを作ったときの残りの黒オリーブが。はい、これもスライスして投入決定。


で、茄子を半月切りにしていたのだけれど、この感触。なにか、おかしい。なんだかね、スポンジを切っているような感触なのです。表面のつるつるに刃を入れ、包丁を落としたときに感じる、あの小さな繊維をさっくり切る感触…。切りながら思ったのは、きっとBSEに感染した牛の脳はこんな感じなんだろう、と。皆さん、イギリスの大きな茄子を輪切りにしてみて下さい。きっとあのさくさくな違和感を感じることができるはず…。


まぁ、別にそんなので食欲減退するような女子ではないですので、美味しく煮込んで卵でふっくらとじていただきました。なんかねぇ、柳川鍋の味がしたんだよね…なぜだろお。


ああ、そうそう、バジルを入れた意味はまったくなく(味がしない)そして黒オリーブは醤油ベースの丼物に入れるべきではないということが判明。緑でもダメだろうな…。